2017年2月4日土曜日

1.22 反五輪デモ弾圧 不当逮捕されたCさんへの重大な人権侵害の数々に厳重抗議します

1.22 反五輪デモ弾圧、おかげさまで2泊3日のスピード釈放をかちとりました。

共謀罪が国会で取り上げられ、「公務執行妨害容疑で最長23日勾留」「長期勾留の末に容疑切り替えて起訴」「代用監獄に100日を越えた現在も勾留」などという滅茶苦茶な弾圧がまかりとおる昨今、48時間での解放は異例ともいえる早さです。
おかげさまで、Cさんは釈放当日から元気に運動現場に復帰! ご支援ご注目、本当に有難うございました。

しいて難をいえば、想定外のスピード釈放により、救援会の出る幕がほとんどなかったことです。不当逮捕への抗議とCさん救援を呼びかける声明(http://oidashisuruna.blogspot.jp/2017/01/122-c.html?m=1)も、釈放後の公表となりました。今回のオリンピック反対デモへの弾圧がいかに不当なものであったか、広く全世界に知らしめるはずが…、騒がれたくなかったのでしょうか? だったら最初から不当逮捕などするな!

今回の弾圧について、デモ主催者「反五輪の会」がツイッターで第一報(https://twitter.com/hangorinnokai/status/823232947679412224)、翌日、抗議声明を発表(https://hangorin.tumblr.com/post/156255616146)、
当日デモ終了後に開催された、東京オリンピック反対集会の主催者である「『2020オリンピック災害』おことわり連絡会」も、抗議声明を発表しています(日本語・http://www.2020okotowa.link/2017/01/25/kougi_seimei20170125/  ENGLISH http://www.2020okotowa.link/2017/01/27/a-protest-message/)。ぜひお読みください。

と、Cさん無事釈放で、すっかり「解決」した気分になっていましたが…、そう、喜んでばかりもいられません。

2泊3日の短い間に、Cさんの身に加えられた警察・公安による人権侵害の実態は、スピード釈放の喜びも一瞬で吹き飛ぶ、あまりにひどいものでした。

警察・公安による「逮捕、先にありき」「でっち上げ逮捕」があまりに明白な被疑事実。

検事が勾留請求を断念するような不当逮捕案件を、実名報道でたれ流したメディア。

弁解録取にあらかじめ個人情報が記載されている? ねらい打ち逮捕?

釈放当日に、自宅への家宅捜索(ガサ)強行。

ベルト手錠で手首を締め上げ、車椅子での押送。警察官・留置官による暴言の数々…。

オリンピック弾圧おことわり救援会は、無実のCさんに対するこれらの人権侵害、不当な暴力に厳重に抗議します。警視庁赤坂署、公安警察はCさんに謝罪しろ!

Cさんは現在、この不当逮捕の実態を広く知らしめるべく、救援連絡センター発行のニュース『救援』に掲載予定で、手記を執筆中。掲載され次第、全文を当ブログにアップします。

この救援会ブログにおいても、上に列記した警察・公安によるオリンピック批判封じのための違法行為、反社会的行為の数々について、順次報告、告発していきます。

ひきつづきご注目をお願いいたします。