2017年4月7日金曜日

公判準備を妨害? 渋谷署のDさんへの嫌がらせに抗議します

接見で、渋谷署留置のおかしな対応がまた一つ明らかとなりました。
Dさんがボールペンと書籍を同時に借りようとしたところ、両方は貸さないと留置係に拒否されたというのです。新国立競技場弾圧Aさんいわく「原宿署では借りられた」とのこと。他の署についても経験者に聞くと「普通に借りてた」と。六法全書を借り必要事項をメモしたり、字を調べたりしなきゃならない場面はそれなりにあり、どちらかを貸さないなんておかしい、勾留理由開示公判に向けた準備の妨害ではないか? という意見多数。弁護士が抗議したところ、「救援ノート」だけならよいと、、、
なお、房内には官本という備え付けの書籍もありますが、雑居房の他の方が、自分が借りた官本をDさんに貸してくれたところ、その方は速攻で別の房に移され、Dさんにはもう官本を貸さないみたいです。なんで?? 
差し入れた靴下もまだ渡っていないようです。なんで渡さないのか? 渋谷署はまさか、Dさんを閉じ込めて嫌がらせするために逮捕したのでしょうか?

渋谷区が宮下公園を強制的に封鎖した後、園内の、ひとり離れた場所にいた仲間に対し、制服姿の警察官が「自分は警視総監だ」「名前はオキタだ」「お前などいつでも公妨でパクれるぞ」と恫喝していたことも明らかになっています。
また、同じく一人で大勢の渋谷区職員、警備員に囲まれていた仲間の元に向かおうとする野宿の仲間を、背広姿の警察官らしき人物が引き倒し転ばしている様子を、私たちは海外メディアがとらえた映像で知るところとなりました。
これらは、渋谷区の要請で来ていた渋谷署の警察官の仕業である可能性が濃厚です。相手が一人と見るやこうして暴言を吐いたり陰湿な嫌がらせをする、しかも警視総監を名乗るなど、噴飯モノです。やってて恥ずかしくないのでしょうか?
Dさんへの処遇についても、署によって扱いが違うのか、それとも人を見て扱いを変えているのか、、、これまで可能だったはずのことが禁止されるということは、Dさんのみならず留置者全体へのさらなる攻撃でもあります。ただでさえ極度に制限されている権利を、さらに奪おうなんてダメだよ! 本もペンもノートも同時に使わせなよ! なんだったらパソコンも。点字本や拡大鏡・老眼鏡も用意しといてね!
いずれにせよ、渋谷署のやっていることはDさんへの行き過ぎた嫌がらせであり、もし公判準備の妨害だとしたら言語道断です。渋谷署はセコい嫌がらせをやめろ! 厳重に抗議します。